2018.8.11 05:03

広島がG戦13連勝!誠也、V2ラン&トドメ2ランで3年連続20号到達

広島がG戦13連勝!誠也、V2ラン&トドメ2ランで3年連続20号到達

巨人に快勝し、ヒップアタックを交わして喜ぶ菊池(中央)、鈴木(右)ら広島ナイン(撮影・加藤孝規)

巨人に快勝し、ヒップアタックを交わして喜ぶ菊池(中央)、鈴木(右)ら広島ナイン(撮影・加藤孝規)【拡大】

 (セ・リーグ、広島9-3巨人、17回戦、広島13勝4敗、10日、マツダ)マジック点灯を願って23歳の若き4番が豪快にバットを振り抜いた。広島・鈴木が価値ある1試合2本塁打で最長タイとなる6連勝の立役者となった。

 「積極的にいこうと思っていました。6連勝の実感はないです。1戦1戦やっていくだけです」

 一回二死一塁で、初めて対戦するメルセデスの内角145キロの直球を引き寄せて左翼席中段へ19号先制2ラン。試合前時点で3勝無敗、防御率0・62のドミニカ共和国のカープアカデミー出身の左腕に先制パンチを食らわせて、「いい角度で上がってくれました」と自画自賛した。

 さらに、5-3の七回一死一塁でも野上の外角低め145キロをバットの芯でとらえると右翼席へ20号2ラン。8月2度目の1試合2本塁打をマークし、3年連続20号に到達した。

 4番の2発でチームは巨人に本拠地マツダスタジアムで今季9連勝、昨年8月から続く連勝を13に伸ばした。さらに8試合を残して今季対巨人13勝4敗とし、4年連続のシーズン勝ち越しも決め、緒方監督は「いいゲームだった」とうなずいた。

 鈴木は昨年8月23日のDeNA戦(横浜)で守備の際に右足首をひねって骨折。シーズンの残りを棒に振った。入院中、激励の中には厳しい助言もあった。二松学舎大付高高時代の担当だった尾形スカウトは「もうレギュラーなんだから。もっと体を大事にしてプレーをしないと。けがをしたらチームに迷惑がかかってしまう」。その言葉を胸に刻み、練習前のアップはもちろん、試合後の体のケアにも長い時間をかけて、シーズンを戦い抜いている。

 「後ろ(7番)にはスーパースターの西川“さん”がいる。安心して打席に立つことができる」と一緒にお立ち台に上がった同級生の西川をイジッた鈴木。阪神がDeNAに勝ったため、マジック点灯は持ち越しとなったが、11日にも「34」が灯る。昨季、悲劇に見舞われた4番打者が、ことしは自らのバットで優勝へ導く。 (柏村翔)

データBOX

 ◎…首位の広島と広島以外で唯一自力優勝の可能性がある阪神がともに勝ったため、広島の優勝へのマジックナンバーの点灯はお預けとなった。11日に優勝マジックが点灯する条件は、広島が巨人に勝った場合、阪神がDeNAに引き分けか負け、広島が引き分けの場合、阪神が負けで、いずれも優勝マジック34が出る
 ◎…広島が巨人との今季対戦成績を13勝4敗とし、2015年から4年連続での勝ち越しを決めた。広島が巨人に4年連続で勝ち越したのは1985-88年以来30年ぶり2度目

試合結果へ

  • 一回、先制2点本塁打を放つ広島・鈴木誠也
  • 七回、右越え2点本塁打を放つ広島・鈴木誠也
  • 1回先制の2点本塁打を放つ広島・鈴木=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 1回先制2点本塁打を放ち、丸(左)と大喜びする広島・鈴木=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • お立ち台の広島・鈴木と西川(左)=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 鈴木誠也の年度別打撃成績
  • 先発の広島・野村=マツダスタジアム(撮影・矢島康弘)
  • 1回安打を放つ広島・丸=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 4回適時打を放つ広島・松山=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 6回、左適時打を放つ広島・西川=マツダスタジアム(撮影・加藤孝規)
  • 7回2番手の広島・一岡=マツダスタジアム(撮影・矢島康弘)
  • 巨人に大勝し、ヒップタッチをする広島・田中(中央)、鈴木(右)ら=マツダスタジアム(撮影・矢島康弘)
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