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【虎のソナタ】連夜ロサのガツン期待したけど

【虎のソナタ】

連夜ロサのガツン期待したけど

特集:
虎のソナタ
ロサリオはJR東日本の看板直撃弾に対する賞品(商品券100万円)をもらってニッコリ

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 (セ・リーグ、巨人3-1阪神、17回戦、巨人11勝6敗、8日、東京D)台風13号は別にGT戦のプラチナ・チケットをもっているわけじゃないのに、わざとグズグズと首都圏のあたりをウロウロして…千葉の犬吠埼をかすめて東北に向かった。この日は編集局の窓際でテレビで何度も大荒れの犬吠埼の海を見るハメになった。

 -海に出て 木枯らし 帰るところなし…(誓子)という句を思い出す。というのは、その犬吠埼のところに山口誓子の句碑が建っているからだ。

 1978(昭和53)年のドラフトで日本中を二分した『江川問題』、その渦中に翌春あえて阪神はキャンプ前日に江川と契約し、小林繁との交換トレードという衝撃的なウルトラCでコトを納めた。その大騒ぎの時に当時の阪神小津正次郎球団社長はなかなか胸襟をひらかない江川卓に先の一句をソッとささやいた。

 いつまでつっぱって走っても…フト気がついてみれば、自分の居場所がなくなっている…ということを山口誓子は「海に飛び出す木枯らし」に例えた。

 荒れ狂う白い波頭をみながら小津正次郎さんを思い出した。そして突然、宮崎キャンプに行こうと羽田に着くと連れ戻されて「阪神に行け」と言われた小林繁の1979年のタテジマ人生…それぞれの“木枯らし”に翻弄されたそれぞれのヒーローたち…。

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