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BC栃木・村田、男のけじめ会見「『引退』の2文字は使わない」

BC栃木・村田、男のけじめ会見「『引退』の2文字は使わない」

特集:
移籍・退団・引退
記者会見に臨んだ村田。「引退」の2文字は封印したが、表情には寂しさも垣間見えた (撮影・福嶋範和)

記者会見に臨んだ村田。「引退」の2文字は封印したが、表情には寂しさも垣間見えた (撮影・福嶋範和)【拡大】

 昨季限りで巨人を自由契約となり、日本野球機構(NPB)の12球団への復帰を目指して独立リーグのルートインBCリーグ・栃木でプレーしていた村田修一内野手(37)が1日、栃木・小山市内で記者会見に臨み、来季について「野球を続けるのは考えにくい」と明言した。「『引退』の2文字は使わない」と強調したが、NPBのトレードと新規契約が可能な期間が7月31日に終了し、今季限りでの現役引退を示唆した形。栃木での今季残り19試合に全力投球し“男の美学”を貫く。

 記者会見場の席に着くと、村田は真っすぐと前を見据えた。口にしたのは後ろ向きな感傷ではなく、前向きな“集大成”への思い。まさに決意があふれた30分間だった。

 「去年の10月からオファーを待ち続け、(NPB復帰が)かなわなかった。来年ユニホームを着て、どこかで野球を続けるのは考えにくい。(今季は)ともに戦ってきたみんなのため、最後までけじめとして野球をやる」

 トレードと新規契約が可能な期間が7月31日で終了。若返りを進める中で、37歳にNPBの12球団から声が掛かることはなかった。今季のNPB復帰の道は断たれた中での「来季、NPB復帰を待つということは僕の中ではない」という言葉は事実上、今季限りでの“区切り”を意味するもの。それでも、引退については「その2文字を使いたくない」と、こだわりを見せ「ここにきている皆さんにも(引退の2文字は)使ってほしくない」と強く求めた。

 “男の美学”が、そこにはあった。今年3月の入団から挑戦を支えてくれたのが栃木。NPB入りを志す若い仲間から助言を求められる機会も増え「若い選手と成長させてもらった。教えることは難しいと自分の肌で痛感できた。野球の素晴らしさ、NPBとの違いもすごく感じられた」。恵まれない環境を経験し、指導者になるかもしれない未来への財産も得た。

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  • 栃木・村田修一
  • 会見を終え、一礼する栃木・村田修一。左は栃木県民球団の古後会長=栃木県小山市の小山グランドホテル(撮影・福島範和)
  • 記者会見する独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木の村田修一内野手=栃木県小山市
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  • 記者会見する独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木の村田修一内野手=栃木県小山市
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  • 会見する栃木・村田修一=栃木県小山市の小山グランドホテル(撮影・福島範和)
  • 村田修一の年度別打撃成績
  • BCL栃木・今後の後期日程
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