2018.8.1 14:54

BC栃木の村田修一「30年ですかね。悔いなく野球をすることができた」

BC栃木の村田修一「30年ですかね。悔いなく野球をすることができた」

会見する栃木・村田修一=栃木県小山市の小山グランドホテル(撮影・福島範和)

会見する栃木・村田修一=栃木県小山市の小山グランドホテル(撮影・福島範和)【拡大】

 NPB復帰を目指して独立リーグのルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスでプレーしていた村田修一内野手(37)が1日、栃木・小山市内で記者会見し、今季が現役生活の最終年となることを示唆した。

 NPBのトレード、新規契約が可能な期間が7月31日で終了。今季のNPB復帰の道が断たれた。今季中のNPB復帰を目指していた村田は、「(NPB球団からの)お誘いがなかったので、会見を開いて今後の活動、正直な気持ちをお伝えすることができればと思い、自分の中でも区切りをつけるために、このような会見を開くことを決断した」と明かした。

 会見ではあくまで「その二文字を使いたくない」と“引退”という言葉こそ使わなかったものの、「来年、ユニホームを着て、どこかで野球を続けるのは考えにくい。ブレーブスのために最後まで野球をやるし、ともに戦ってきたみんなのために、最後までけじめとして野球をやる」と今季の残りのシーズンを栃木でプレーし、現役から退くことを示唆した。

 NPB復帰の挑戦を後押ししてくれた球団とファンへの恩義に報いるため、9月9日の群馬との最終戦(小山)まで、栃木の主砲としてプレーを続ける。「体は万全の状態で野球できるし、良いパフォーマンスを最後にお見せでできれば」と言葉に力を込め、「(栃木の)若い選手は10月のドラフトにかかる可能性があるし、今年で諦める必要はない。残りの期間はそういう選手たちが一人でもNPBに入ってくれることを望みながら一緒に野球していきたい」と、NPBを目指す若きチームメートたちへの思いも口にした。

 横浜(現DeNA)、巨人で通算1865安打、同360本塁打を放った名スラッガー。豪快な打撃だけでなく、人間味あふれる性格でもファンを魅了してきた。会見の終盤では「ここまで野球を小学3年生から続けてきた。30年ですかね。悔いなく野球をすることができた」と感慨深げに振り返り、「野球は失敗があるスポーツ。エラーすることもあると思うし、みなさんご存じのように、ゲッツーを打つこともある。でも、村田のエラーが見られてよかった、村田のゲッツーが見られてよかったと言われる選手になっていきたかった。そういう意味では野球をやっていてよかった」と笑顔を浮かべる場面もあった。

 4日の次戦・新潟戦(清原)から始まる”最後の2カ月”へ目標を聞かれると、「見に来てくれた方のために1本でも多くホームラン、ヒットをうちたい。村田を見に来て良かったなと、帰り際にみんながそういう話できるようにプレーをお見せできれば」と晴れやかな表情で話した。

  • 記者会見する独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木の村田修一内野手=栃木県小山市
  • 記者会見する独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木の村田修一内野手=栃木県小山市
  • 記者会見する独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木の村田修一内野手=栃木県小山市
  • 記者会見する独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木の村田修一内野手=栃木県小山市
  • 会見を終え、一礼する栃木・村田修一。左は栃木県民球団の古後会長=栃木県小山市の小山グランドホテル(撮影・福島範和)
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