2018.7.12 15:31

草津東・青木が逆転サヨナラ2ラン「チームに迷惑をかけていたので…」/滋賀

草津東・青木が逆転サヨナラ2ラン「チームに迷惑をかけていたので…」/滋賀

9回、右越えに逆転2点本塁打を放った草津東・青木俊弥=県立彦根球場(撮影・安部光翁)

9回、右越えに逆転2点本塁打を放った草津東・青木俊弥=県立彦根球場(撮影・安部光翁)【拡大】

 第100回高校野球選手権記念滋賀大会1回戦が12日、彦根市民球場で行われ、草津東は4-5と2点差を逆転された直後の九回、2番・青木俊弥外野手(3年)が一死二塁で右翼に逆転サヨナラ2ランを放ち、水口東に勝利した。

 「次につなげようという思いだった。チームに迷惑をかけていたので、勝ちにつなげることができればと思っていた」

 相手の先発・穴田雄也投手(3年)は苦手とする左腕。3打席目まで3打席連続で空振り三振。4-2の七回に巡ってきた第4打席も二塁内野安打を記録したが、変化球にタイミングを外される会心の当たりではなかった。

 九回に失策などが絡んで4-5と逆転を許したチームだが、「後半勝負」を決めていたから前向きだった。その裏、相手のマウンドには3番手・田代亮輔投手(2年)があがる。右投手の登板に藤木泰仁監督(32)は「(青木と相性が)合う可能性が高いと思った」。その予感は的中した。青木は内角の真ん中直球を振り抜き、打球は快音を残して舞い上がる。「入ってくれ」-。打球は願いどおり、スタンドまで届いた。

 「なんで泣いていたのかは…。気付いたら泣いていました」

 校歌を叫び終えてスタンドにあいさつへ向かうとき、1メートル60の小兵の胸に勝利した実感が生まれ、あふれるものを止められなかった。最後まであきらめない気持ちは、確かに次へとつながった。

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  • 9回、右越えに逆転2点本塁打を放ち喜ぶ草津東ナイン=県立彦根球場(撮影・安部光翁)
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