2018.7.10 13:02

【球界ここだけの話(1327)】W杯でクロアチアの躍進を予言したDeNA・嶺井の真意

【球界ここだけの話(1327)】

W杯でクロアチアの躍進を予言したDeNA・嶺井の真意

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サンスポ記者の球界ここだけの話
クロアチアを推すDeNA・嶺井

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 ロシアW杯でダークホースの一角だったクロアチアが快進撃を続けている。1次リーグD組で優勝候補のアルゼンチンなどに3連勝し首位通過すると、決勝トーナメントではデンマーク、そして開催国のロシアを下し、20年ぶりの4強進出を決めた。11日(日本時間12日)の準決勝ではイングランドと激突する。

 そんなチームの躍進を予言していた人物が、実は球界にいる。DeNAの嶺井だ。プロ5年目の捕手は、インターネットテレビ局・AbemaTVのアンケートでW杯優勝予想にクロアチアを挙げていたのだ。

 しかも理由が「練習試合の感じが◎」。日本との対戦があったのならまだしも、普段からクロアチアの親善試合をチェックしているなんて、どれだけサッカーフリークなんだ…。そう思って本人に取材してみると、意外な答えが返ってきた。

 「サッカーは全然詳しくないんです。たまたま(6月3日の)ブラジルとの親善試合を見ただけで。どんな選手がいるかも分からなくて」

 聞けば普段は日本代表戦を見る程度。CS放送でしか中継がなかった玄人好みの試合をなぜたまたま見ていたのかは別にしても、偶然目に留まったクロアチアのサッカーは嶺井の心をつかむには十分な内容だった。

 「ブラジルには負けた(0-2)んですけど、パスワークがうまいな、って」。モドリッチ(レアル・マドリード)やラキティッチ(バルセロナ)の名前は知らなかったが、華麗なテクニックの中盤に魅了された。

 捕手といえば、投手の調子を見極めたり、打者の狙う球を読んで裏をかいたり、といった観察眼が求められる。そんな能力があれば別の競技を見る際にも役立ちそうだが、嶺井はこれを否定する。「僕にはそういう力がない。だから試合前にはとにかくデータを頭に詰め込む。それでやっと他の捕手と対等にできるかなと思う」。

 それでもクロアチアを推すあたり、目の付け所が違うのは確か。「開催国のロシアに勝ったし、勢いがある。優勝したらこのこと大きく記事にしてください」。さて、結果はどうか。優勝まで、あと2勝だ。(伊藤昇)

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