2018.6.12 05:00(1/3ページ)

【虎のソナタ】「虎貧打ウイルス」腰にきた!?

【虎のソナタ】

「虎貧打ウイルス」腰にきた!?

特集:
虎のソナタ
試合前、ベンチで雨の様子をうかがう金本監督(右)。雨が降れば、こっちのもの?

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 (セ・パ交流戦、阪神-ロッテ=雨天中止、11日、甲子園)私は自分の仕事を神聖なものにしようとしていた。ねじ曲がろうとする自分の心をひっぱたいて、できるだけ伸び伸びして…。

 これは有島武郎という大正期の白樺派の作家の『生まれ出づる悩み』という小説の一節です。彼は高級官僚の家に生まれ、やがて北海道大からハーバード大に留学し、裕福さとその優秀な頭脳に恵まれて育ち、武者小路実篤と雑誌『白樺』を創刊(もうちょっと我慢して読んでね)し、やがて農民ら労働者に温かい目線で小説を書く。

 それはそれでいい。恵まれた資質と知能。それに若い頃は実にフサフサした長髪…二枚目。ところがそういう“何不自由ない環境に恵まれた”のに…彼は大正12年のこの梅雨の頃に超美人の人妻の女性記者と恋をして…軽井沢の別荘で心中しちゃったのだ。

 それに比べて俺はなんと超フツーのサラリーマン家庭に生まれ育ち、最近の阪神の貧打ぶりに頭に来る日々…なんじゃこのおっさん…というさげすみの目で見られてますます窓際族なのだ。

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