2018.6.2 05:02

法律家が見た王さんの高齢結婚 松下弁護士「内縁状態から一番の変化は遺産相続」

法律家が見た王さんの高齢結婚 松下弁護士「内縁状態から一番の変化は遺産相続」

試合後、ベンチ裏で笑顔を見せる王球団会長。ソフトバンクも勝利し、幸せいっぱいの一日となった (撮影・仲道裕司)

試合後、ベンチ裏で笑顔を見せる王球団会長。ソフトバンクも勝利し、幸せいっぱいの一日となった (撮影・仲道裕司)【拡大】

 ソフトバンクの王貞治球団会長(78)が1日、結婚を発表。近年は高齢での結婚が珍しくなくなっている。婚姻関係に詳しい、レイ法律事務所の松下真由美弁護士に、背景などを聞いた。

 ご高齢の場合、内縁状態から結婚することによる一番の変化は、遺産相続といえるでしょう。

 内縁関係でも相続ができないことはないですが、民法では結婚によって配偶者は第1順位、つまり子供と同等の優先順位となります。王球団会長の場合、3人の子供がいらっしゃるので、配偶者が遺産の2分の1、残りの2分の1を3人で分けることになります。

 発表された王会長のコメントによると、内縁の妻とは「10年来生活をともにしてきた」とありましたので、3人の娘さんも納得した上でしょう。内縁関係の場合、相続の際に家族間とトラブルになることも少なくないです。そういったことを避けるためにも、結婚する意味はあると思います。

 近年はひと昔前と比べて、元気な高齢者も増えていますし、配偶者と死別されてからも、新しいパートナーと結婚される方も多いと感じます。結婚をすることで、互いに助け合う義務も生まれます。将来的な介護の意味も含めると、絆はより強固になるともいえます。

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