2018.5.14 08:00

【相川亮二のインサイドワーク】ゴロを打たせることが中日・松坂の生き残る道

【相川亮二のインサイドワーク】

ゴロを打たせることが中日・松坂の生き残る道

特集:
相川亮二のインサイドワーク
3回、巨人・阿部に四球をだしたところでマウンドを降りる中日・松坂=東京ドーム(撮影・矢島康弘)

3回、巨人・阿部に四球をだしたところでマウンドを降りる中日・松坂=東京ドーム(撮影・矢島康弘)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人9-5中日、8回戦、巨人6勝2敗、13日、東京D)松坂は一回から毎回、マウンド上でストレッチをしていた。そうそう、あることではない。そのコンディションでの投球を、そのまま評価することはできない。

 ただ、さすがだったのは、いきなり2失点した後、走者を出しながら踏ん張り、二回以降、立ち直る気配をみせたことだ。

 大崩れせず、五回、六回までは試合を作る。そういう術(すべ)を知っている。力に頼らず、ボールを動かし、低めに集める。投げるたびに、マイナーチェンジを施しているようにみえる。

 それだけに、コースを誤る「逆球」は、致命傷になりかねない。吉川尚に許した本塁打が、まさにそれ。外角要求が、真ん中を通り越して、内角に入った。そこまでの逆球だと、捕手も思うように組み立てられない。

 アウト7個のうち、フライが6個あったことも課題だ。フライは“紙一重”。相手が打ち損じた結果であることも多い。

 やはり、ゴロの凡打を増やしていくこと。自分も現役時代、内野手の間を抜かれた安打に関しては「やられた」とは思わなかった。とにかく低めに投げ、球を動かし、ゴロを打たせることが、松坂の生き残る道だ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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