5回、本塁打を放ちナインに迎えられる阪神・板山=マツダスタジアム(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、広島6-1阪神、8回戦、広島5勝3敗、12日、マツダ)打球は逆方向などお構いなしにぐんぐん伸びて、左翼ポール際のフェンスを越えた。3年目の板山が1号ソロ。昇格即の先発起用に、プロ初本塁打で応えた。
矢野2軍監督はウエスタン・中日戦が行われた和歌山・上富田で聞いた「板山1号」の知らせをすぐさま若虎に伝えた。
「うれしいなぁ。試合中に知ったから選手にも伝えた。いつ誰が上がるか分からんくらい、ある意味チャンスがある」と目尻を下げる。虎2軍は初球攻撃、盗塁死OKの「超積極的」な野球でウエスタン・リーグの首位(21勝14敗4分け)を快走中。チーム盗塁数は73で2位ソフトバンクに34差と独走状態。「バッティングカウントで真っすぐをしっかり一発で捉えるぞ、という。そういうのが形に出ると俺自身ももちろんうれしいし、ここにいる選手にとっても刺激になる」と板山効果にも期待を寄せた。