2018.4.16 08:00

【上田二朗 サブマリン斬り】阪神・岩貞、ローテを任せても十分の内容

【上田二朗 サブマリン斬り】

阪神・岩貞、ローテを任せても十分の内容

特集:
上田二朗 サブマリン斬り
勝利してお立ち台に上がる阪神・岩貞と糸井=甲子園球場(撮影・村本聡)

勝利してお立ち台に上がる阪神・岩貞と糸井=甲子園球場(撮影・村本聡)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神8-3ヤクルト、3回戦、ヤクルト2勝1敗、15日、甲子園)岩貞の球自体は、10勝した一昨年、不振にあえいだ昨年とそう変わらない。打撃好調のヤクルト打線を6回1失点に抑えた投球も「可もなく不可もなく」という評価だ。

 好投につながった最大の要因は制球。昨年の岩貞は、とにかく制球に苦しんだ。球が暴れて、自らカウントを苦しくした。自滅が目立った。オープン戦までは不安視していたが、視察した今月3日の2軍戦(7回5安打無失点)ではほとんど暴れ球がなく、実は復調の気配を感じていた。

 この日は1軍戦ということで、2軍戦より充実して臨めたのだろう。ピンチを迎えれば迎えるほど力のある球が増えた。

 もちろん、抜群の制球力というタイプではない。時折、打者の胸元を突く球が効果的だった。この球も、昨年は捕手が外に構えて内にいく逆球だったのだが、この日は捕手の構えから球2つズレる感じ。つまり、意図した球で内角を突けていた。

 技術より気持ちの部分が大きい。ローテを任せても十分の内容で、先発陣の層は厚くなった感じだ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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  • 1回、先発の阪神・岩貞=甲子園球場(撮影・山田喜貴)
  • 6回、安堵の表情でベンチに戻る阪神・岩貞と梅野=甲子園球場(撮影・山田喜貴)
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