七回、適時打を放ったロサリオ。2度の快音を響かせ、トンネル脱出だ(撮影・村本聡)【拡大】
(セ・リーグ、阪神8-3ヤクルト、3回戦、ヤクルト2勝1敗、15日、甲子園)差し込まれていた。でも、三遊間を抜け、スコアボードに1点が上乗せされた。苦しんでいたロサリオが周りから背中を押され、トンネル脱出だ。
「毎日、一生懸命やる中で、やっと結果につながった。これからも続けるだけだ」
糸井のダメ押し打で、7-1と一方的な展開にした七回二死二塁の第5打席だった。初対戦だったサブマリン・山中のシンカーに反応。8日の中日戦(京セラ)以来自身26打席ぶりとなる適時打を放った。四回にも鋭い中前打をマークしており、1日の巨人戦(東京ドーム)以来11試合ぶりのマルチ安打。代走・山崎とスイッチしながら、笑みがこぼれた。