力投した松坂。白星はつかめなかったが、5回3失点(自責2)と粘りの投球を披露した(撮影・矢島康弘) (セ・リーグ、中日2-3巨人、3回戦、巨人2勝1敗、5日、ナゴヤD)けがに悩まされ、手術を受けてリハビリに苦労してきた中で、マウンドに帰ってきた。日本で2006年9月26日のロッテ戦以来4209日ぶりの先発マウンド。中日・松坂の竜デビュー戦は、5回96球、8安打3失点(自責2)で日米通算104敗目(164勝)を喫した。
「チームの勝ちにつながる投球しか考えていなかった。悔しさしかない」
前夜、開幕からの連敗を「4」で止めたチームの勢いに水を差したことに肩を落としたが、ナゴヤドームに詰めかけた3万4396人はわかっていた。松坂は悪くはない-。森監督も「大輔が投げるということで野手も硬くなってしまったのかなあ。(不運な当たりの)記録のヒットもあったしな」とかばった。
一回先頭の立岡に打ち取ったゴロを二塁内野安打にされた。ゲレーロに先制打を許すと、1-1で迎えた三回だ。先頭の吉川尚は中前へ、坂本勇も右前へ、これもまた打ち取った当たりの飛球がポトリと落ちる不運な安打などで無死満塁とされ、マギーの遊ゴロ併殺の間に1点。続く岡本の打球を処理した遊撃・京田が一塁にまさかの悪送球。三走に生還された。