来日初先発初勝利の、オリックス・アルバース(右)と、逆転本塁打を放った吉田正=京セラドーム大阪(撮影・山下香) (パ・リーグ、オリックス7-1ロッテ、2回戦、1勝1敗、4日、京セラ)自分でも興奮を抑えきれなかった。オリックスの新外国人、アルバース(前マリナーズ)が先発して6回を3安打1失点。来日初登板勝利を飾った。
「チームの本拠地初勝利に貢献できたという気持ちが大きいよ」
試合後はホッと胸をなで下ろした。一回、先頭打者への四球から1失点。持ち味の制球力が鳴りを潜める立ち上がりだったが、その理由は気持ちの高ぶり。「初登板が楽しみ過ぎて、すごく興奮して自分の動きをコントロールできなかった」と苦笑いで振り返った。
二回以降は冷静さを取り戻して好投。日本では新学期がスタートする中、オフに母国・カナダで中学校の教壇に立つ助っ人が、チームに4月1勝目をもたらした。
来日前には22人の教え子が送別会を開いてくれた。異国の地で闘う準備はできている。現役教師の左腕が、3年連続Bクラスの猛牛を救う。 (西垣戸理大)