北東北大学野球リーグの富士大(岩手)で主将を務め、リーグ戦8連覇に貢献した小林遼捕手(22)=仙台育英高=が、4月から都市対抗野球最多の優勝11度を誇るJX-ENEOS(横浜市)へ進む。プロ野球入りを志望していたが、社会人で磨き直すと宣言。小林が目標とする捕手は「打てて守れる。WBCを見て以来の憧れ」という、米大リーグのマリナーズや阪神などで活躍した城島健司氏。小学生のころから攻守で構えをまねしていたという。「スローイング、打撃、走塁としっかりレベルアップしたい。少しでも追いつきたい」と小林。2年後の成長が楽しみだ。