2018.2.10 08:00

【野村弘樹 キャンプCHECK】機動力◎2番吉川尚でG打線に攻撃の幅

【野村弘樹 キャンプCHECK】

機動力◎2番吉川尚でG打線に攻撃の幅

吉川尚は一回、俊足を飛ばし二塁打とした。評価は日に日に高まっている (撮影・矢島康弘)

吉川尚は一回、俊足を飛ばし二塁打とした。評価は日に日に高まっている (撮影・矢島康弘)【拡大】

 巨人春季キャンプ(9日、宮崎)最大の収穫は、白組の「1番・二塁」で3安打した2年目の吉川尚だ。この時期の紅白戦とはいえ、持ち味を存分に発揮した。

 3本打ったという結果だけではなく、内容がいい。1打席目は左中間への浅い打球で、思い切りよく二塁を奪った。第2打席は詰まらされながらも、しぶとく中前打。3本目は左投手の速球を捉えて右前へ運んだ。状況に応じて(1)塁に出る(2)逆方向への打球で、しっかりと走者を進める(3)なんとかして次打者につなぐ-ができた。

 ベストオーダーは、1番・陽岱鋼だろう。吉川尚が2番に入ると、これまで巨人に足りなかった機動力が使えて、ただ打つだけだった打線に攻撃の幅が出る。

 白組の捕手で先発した小林は相変わらずの強肩ぶりを見せて、打っては2安打。必死さが伝わってきた。

 もちろん、2人は結果を残し続けなければならないが、初の実戦から首脳陣にいいアピールができたと思う。昨年までの巨人打線のウイークポイントは、二塁手と捕手。二塁には吉川尚と同じ左打ちのドラフト5位・田中俊(日立製作所)もいて、レギュラー争いはおもしろくなりそうだ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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