2018.1.20 13:00

【球界ここだけの話(1156)】オリックスに「成功のピラミッド」 球団トップが代わった2018年は変化の年

【球界ここだけの話(1156)】

オリックスに「成功のピラミッド」 球団トップが代わった2018年は変化の年

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サンスポ記者の球界ここだけの話
1月5日、オリックスの年賀式で新年の挨拶をした湊通夫社長

1月5日、オリックスの年賀式で新年の挨拶をした湊通夫社長【拡大】

 オリックスにとって、2018年は変化の年となりそうだ。1日付で昨年まで球団社長を務めた西名弘明氏が名誉会長となり、球団専務だった湊通夫氏が新社長に就任した。球団のフロントのトップが代わり、チームはどう変貌を遂げるのか。5日の年賀式。まず湊社長は球団職員、京セラドームの職員に対し「成功のピラミッド」を説いた。

 「成功のピラミッド」は米国の大学バスケットボールで伝説の指導者と評されるジョン・ウッデン氏が考案したもので、「友情」や「行動力」「注意力」などの15の資質が積み重なることで、「成功」への道が開かれるというもの。湊社長は、数年前にメジャーリーグのチームを視察した際、数球団のクラブハウスに「成功のピラミッド」が置かれているのを見つけ、その考え方に感銘を受けたという。

 中でも新社長が強調したのはピラミッドの土台の両端となる「情熱」と「勤勉さ」。「口で言うのは簡単だが、実行に移すのは難しいこと」という。その半面、この2つがあれば、少しずつでも成長していくことができるそうだ。

 チームに当てはめると、選手には自ら知識や技術を学ぶ「勤勉さ」に、野球に真摯(しんし)に取り組む「情熱」が求められる。「一流のプレーヤーは自分との戦いに勝っている」とも力説し、「それぞれの能力に対してどこまでいけるか。その見極めは指導者の仕事でビジネスで言う管理職の仕事」と分析した。この考え方は今後、選手やコーチ陣にも伝え、チーム内に浸透させていくつもりだという。

 1996年を最後に、リーグ優勝から遠ざかっているオリックス。グラウンドでプレーするのは選手だが、激戦のパ・リーグを制するには、フロントも現場も一枚岩となることが必要だ。湊社長の思いは、細部まで伝わるかどうか。今年の秋。チームがピラミッドの頂点に立つことを期待したい。(西垣戸理大)

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