2018.1.18 05:05

【記者の目】イチロー苦戦は大物選手が決まらないから…控え組は“後回し” 44歳年齢もネック

【記者の目】

イチロー苦戦は大物選手が決まらないから…控え組は“後回し” 44歳年齢もネック

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イチロー
昨年12月、少年野球大会の会場で日本復帰について語ったイチロー

昨年12月、少年野球大会の会場で日本復帰について語ったイチロー【拡大】

 将来の米野球殿堂入りは間違いない。一定の打席数を与えれば打率3割はクリアし、外野すべてを安定した守備力で守ることができる。メジャー通算3080安打は、歴代22位。そんなイチローが、なぜ新しい所属先を見つけるのに苦戦を強いられるのか? 理由は主に3つある。

 【〔1〕レギュラーとしてみられていない】オフの移籍市場は、各球団が弱点を埋めるべく主戦級の投手、主軸を打てる打者を優先して補強に着手する。よって、戦力整備の大枠が決まり、それでも足りない“あと1ピース”を探したときに、イチローのような有能なユーティリティー選手が、獲得候補の対象になる。

 【〔2〕44歳の年齢がネック】各球団、外野手は若いパワーヒッターを求める傾向にある。再建中のチームは、イチローのような完成された選手より、荒削りで未完成でも伸びしろに期待できる選手を起用する。

 【〔3〕2018年問題】18年シーズンのオフはドジャースのカーショーら、大物選手がFAになる。そのため、このオフはそうした超高額契約が見込まれる選手の獲得に備える球団が、緊縮財政。FA選手が即決できるような気前のいいオファーは出しておらず、移籍市場の動きが鈍くなっている。主力クラスが決まらず、控え選手グループの移籍交渉は“後回し”となっている、と考えられる。 (大リーグ担当・山田結軌)

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