2018.1.9 13:00

【球界ここだけの話(1145)】西武ドラ3は“当たり順”独立リーグ出身の18歳、伊藤翔投手に注目

【球界ここだけの話(1145)】

西武ドラ3は“当たり順”独立リーグ出身の18歳、伊藤翔投手に注目

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西武・伊藤翔

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 西武のドラフト3位は“当たり順”として知られている。平成以降で見ると、1992年は通算157セーブの豊田清(現巨人1軍投手コーチ)、93年は今季15シーズンぶりに西武復帰を果たした松井和夫(稼頭央=選手兼テクニカルコーチ)、94年は通算182勝を挙げた西口文也(現1軍投手コーチ)とそうそうたる顔ぶれが並んでいる。近年は1、2位で投手を指名し、3位は野手の最上位指名となることが多く、2008年浅村、10年秋山、12年金子侑、14年外崎、16年源田と“ドラ3”がレギュラーの半分以上を占めている。

 昨秋のドラフトでは異色の右腕が3位指名を受けた。独立リーグの四国IL徳島から入団した伊藤翔投手(18)だ。千葉・横芝敬愛高出身の伊藤は、一昨年秋のドラフトで指名漏れしたが「同い年に一日でも早く追いつきたい」と、徳島に入団。最速152キロの直球と多彩な変化球を駆使し、リーグ2位の8勝、同3位の防御率2・18で日本一に貢献。わずか1年でNPBの舞台にたどりついた。

 同リーグではメジャー通算555本塁打を誇る高知のマニー・ラミレス(45)とも対戦。数度、対戦したなかで「ヒットを打たれたのは1本かな」という伊藤は、かつてメジャーを席巻したスラッガーを自慢のスライダーで、空振り三振に仕留めたこともある。

 辻監督も「意識の高さを感じる」と高評価。さらに「今井の刺激になってくれればいいね」と、同学年で1軍登板のなかった昨年の“ドラ1”との相乗効果にも期待した。右腕は今井について「高校生の中ではスピード、変化球が頭一つ抜けている部分があった。同い年とは思えなかったし、プロに行くのはこういう選手なんだな、と思っていた。今井の方が全然上。まずは追いつきたい」と謙虚に話した。

 手薄な西武の先発投手陣。伊藤の活躍によっては「高卒から1年独立経由のNPB入り」という新たなトレンドが生まれるかもしれない。(花里雄太)

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