ウオーミングアップをする巨人・鍬原拓也(左)ら新人選手たち=ジャイアンツ球場(撮影・矢島康弘)【拡大】
巨人のドラフト1位・鍬原拓也投手(21)=中大=が9日、一部別メニュー調整で、プロの一歩目を踏み出した。この日は、新人合同自主トレ初日で、新人16選手の他に、高橋監督ら首脳陣もジャイアンツ球場に集まった。
約50分のアップを終えると、鍬原はトレーナーとともに室内練習場に向かった。そこで、ネットに向けて短い距離で20球投げると、再びグラウンドに姿を見せ、他の選手とともに全体練習を再開。球団からは「上半身のコンディション不良」と発表があった。
「自分にプラスのことばかりだと思うので、吸収して、周りを見て自分のためになるような日々を過ごしていきたい」
午前中の練習後に、取材対応した鍬原。最速152キロを誇る期待の右腕が、まさかのスタートを切った。