2017.12.23 13:00

【球界ここだけの話(1128)】オリ、今オフの契約更改は球団フロントのニンジン作戦!?「勝利貢献度」を重視

【球界ここだけの話(1128)】

オリ、今オフの契約更改は球団フロントのニンジン作戦!?「勝利貢献度」を重視

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サンスポ記者の球界ここだけの話
契約更改を終え、記者会見に臨むオリックス・山岡=合宿所の青濤館(撮影・安部光翁)

契約更改を終え、記者会見に臨むオリックス・山岡=合宿所の青濤館(撮影・安部光翁)【拡大】

 オリックスは18日に全選手の契約更改を終了した。大幅アップを勝ち取った選手もいれば、減額制限を超える提示でサインした選手もいた。チームでは2014年以来の保留もあった。

 ただ、全体を通して率直に抱いた感想は「上がったな~」。今年は昨季の最下位から浮上したとはいえ、4位。順位が大きく反映されるケースが多いだけに、予想を上回る昇給をつかんだ選手も少なくなかった。そこには球団の新たな“意思表示”が込められていた。

 「査定のポイントは従来通り変わりません。でも、その中で『メリハリをつけよう』というのはありました。それが昨年までと違う印象を持たれたのかもしれません」

 契約更改の交渉役を務めた森川球団本部長補佐が明かした。とりわけ、重視したのは「勝利貢献度」。いかに、チームの勝利につながる活躍をしたかということだった。

 例えば、8勝を挙げて規定投球回数にも達した山岡泰輔投手(22)が球団新人では過去最高のアップ額の2800万円増の4300万円で判を押すと、勝ちパターンを担って55試合に登板した黒木優太投手(23)は球団新人では過去最高アップ率208%となる2500万円増の3700万円をゲットした(ともにメジャー経由のマック鈴木を除く)。

 いぶし銀の活躍をみせた選手だと、来季8年目に臨む小島脩平内野手(30)は故障もあり、61試合で打率・213に止まったものの、プロ初本塁打がV弾になるなど、得点圏打率・310と勝負強さを発揮。750万円増の2300万円に「勝利に貢献したと評価していただいた」と笑顔を見せていた。

 その分、試合に出られなかった選手には厳しい現実も待っていたが、競争の世界。「納得しています」というコメントが占めた。だから、個人的に「勝利に貢献すれば、上がる」という“メリハリ”は好印象。1996年を最後に12球団で最もリーグVから遠ざかる球団の「ニンジン作戦」になることを期待している。(小松真也)

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