2017.12.14 11:00(1/3ページ)

【二十歳のころ 土井正博(3)】先輩はヤケ酒、祝杯…自分は飲まずに食べるだけ

【二十歳のころ 土井正博(3)】

先輩はヤケ酒、祝杯…自分は飲まずに食べるだけ

特集:
二十歳のころ
バットをたも網に持ち替えて、釣りを楽しむこともあった(ベースボール・マガジン社提供)

バットをたも網に持ち替えて、釣りを楽しむこともあった(ベースボール・マガジン社提供)【拡大】

 プロ4年目(1964年)となった二十歳のシーズンは自信をもってのぞみ、打率・296、28本塁打、98打点をマーク。周囲の空気も「こいつやったら(4番で)仕方がない」と一変しました。

 成長のきっかけは、打席での力の抜き方を覚えたことです。手のひらが血豆だらけになっても、バットを振らないわけにはいきません。球がくる直前まで力を入れず、捉える瞬間に手首を返して、てこの原理を応用してインサイドアウトにバットを出す。ボールに対して、バットをほうり出すくらいの感覚です。

 積極的なバッティングも心掛けました。西鉄(現西武)の稲尾和久さん、南海(現ソフトバンク)の杉浦忠さんらエース級が投げると、球審の判定はほとんどストライク。「えっ、うそだろ?」と驚いて球審を見ると怒られます。だから、少々のボール球にもバットを出しました。

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