2017.12.13 11:00(1/3ページ)

【二十歳のころ 土井正博(2)】「先発から外してください」別当監督に直訴

【二十歳のころ 土井正博(2)】

「先発から外してください」別当監督に直訴

特集:
二十歳のころ
別当監督(左)のアドバイスを、神妙な表情で聞く。思うように結果を残せなくても使い続けてくれた恩人だ(ベースボール・マガジン社提供)

別当監督(左)のアドバイスを、神妙な表情で聞く。思うように結果を残せなくても使い続けてくれた恩人だ(ベースボール・マガジン社提供)【拡大】

 1961年の秋に近鉄の監督に就任した別当薫さんは、私をスカウトしてくれた根本陸夫さんから「土井というおもしろい男がいるから、見ておいてください」と頼まれていたようです。

 秋季練習が終わると「一流の選手は道具を大切にする。大事に使えよ」と、手紙とともに渡米した際に買ったローリングス社製のバットとグラブをプレゼントされました。そして、話題が少ない球団だったので、12月に18歳になる私を売り出すために「18歳の4番打者」というネーミングを考えてくれたのです。

 実際に4番を打ったのはオープン戦だけでしたが、プロ2年目は1軍で129試合に先発出場し、打率・231、5本塁打、43打点。とても誇れる成績ではありません。他球団のエースはそうそうたる顔ぶれ。西鉄(現西武)の稲尾和久さんは25歳、南海(現ソフトバンク)の杉浦忠さんは27歳と全盛期ですからね。

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