2017.12.8 11:30(1/2ページ)

【乾坤一筆】来季導入「リクエスト」に審判表彰制度を

【乾坤一筆】

来季導入「リクエスト」に審判表彰制度を

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 ここ数年、プロ野球は新ルールや制度が話題になることが増えた。昨季はコリジョン、今季は危険なスライディング、来季は「リクエスト」だ。

 米大リーグ(MLB)では2014年にチャレンジとして導入され、17年は1421度行われ、判定が覆ったのは701度だった。申請回数などに差はあるが、日本との大きな違いは当初設備に約30億円、審判の人件費を含む運営費に年間約70億円を投じた点だ。中継カメラのほか球場全体を見渡すカメラを設置し、ニューヨークのオペレーションセンターで審判員と技術者が判定する。

 日本では中継用カメラの映像を審判員が確認する方法で、球場によってカメラの台数や角度が違う。日本野球機構(NPB)関係者も「不平等があるのは承知している」と認める。賛否はあるが、導入が決まった以上、いかに適正かつ有効に運用するかを考えるのが現実的だ。

 各球団の監督は2度のリクエスト機会をどう生かすか。やみくもに使い、いざというとき行使できないのでは制度を生かし切れない。監督の胆力、采配が問われる。

 危惧されるのは不必要なリクエストの乱用によって、試合時間が長引く事態。NPB側もこの点について「使わないと損だという考えをしないよう、監督さんたちには説明したい」としている。アウト、セーフの判定にも適用されるため、既に大勢が決している試合終盤で「使っていないから」と乱発しないともかぎらない。

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