2017.12.5 05:00

【記者の目】大谷側が二刀流の実現性高くないと感じたのでは

【記者の目】

大谷側が二刀流の実現性高くないと感じたのでは

特集:
大谷翔平
大谷翔平

大谷翔平【拡大】

 【ロサンゼルス3日(日本時間4日)】ポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す日本ハムの大谷翔平投手(23)が代理人を通じて、ヤンキースなど相当数の球団に入団の意思がないことを伝えた。

 先発投手として投げ、登板がない日は野手として打席に立ちたい。メジャーでも二刀流に挑戦したい。それが、大谷が大谷であるゆえん。いわばアイデンティティーだ。

 おそらく、ヤンキースをはじめ断りを入れた球団では、その二刀流の実現性が高くない、と大谷サイドが感じ取ったのではないだろうか。

 入団の条件が「二刀流にトライできる環境」だと仮定する。加入したら、その球団は大谷を中心にローテーションを決め、オーダーを編成しなければいけない。いつ投げ、故障防止を考えどのように回復期間を与え、その上で、いつなら野手で打席に立つことができるのか。そして次の登板はいつ可能なのか。

 大谷をほしいすべての球団が、大谷のことを最優先に考えられる球団、ではない。チームとして勝利を最優先することと、二刀流の実現は共存が難しい。2、3年後は投手一本でやってほしい。内心、実はそう考えていた球団は、きっとある。1次選考の段階でプレゼンした書類から、その“ホンネ”が読み取られた球団が“フラレた”のではないだろうか。 (大リーグ担当・山田結軌)

今、あなたにオススメ
Recommended by
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. MLB
  4. 【記者の目】大谷側が二刀流の実現性高くないと感じたのでは