2017.11.24 11:30

【乾坤一筆】新入団選手たちへ 故障に負けず悔いなき人生を送るプロであれ

【乾坤一筆】

新入団選手たちへ 故障に負けず悔いなき人生を送るプロであれ

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 この時期、プロ各球団で新入団選手の発表が行われており、ドラフト1位指名選手がセンターでスポットライトを浴びている。「おめでとう」の声を多く浴びているが、彼らの来季への準備は始まっており、喜びばかりではないはずだ。

 なぜなら、このオフは昨年ドラフト2位の中日・京田、同3位の西武・源田がセ・パの新人王に選ばれた。1位指名であっても1軍で登板、出場がなかった選手もいる。

 「指名の順位は全く関係ない。入ってからが勝負」。下位指名の選手たちが、こう声をそろえ闘志をみせるシーンも入団発表では必ず見られる。

 球界に金融やネットビジネス、IT企業が参入し、いろいろな費用対効果などの計算で選手の“単価”を分析する傾向にあるというが、各選手の契約金を初期投資としてみれば、ビジネス的にすぐにプラスになるものではない。

 プロ何年目でペイできるのか、各球団によって選手たちに期待する額はまちまちだろうが、プロ野球は子供たちに夢を与え、選手は球団のイメージアップにつながる魅力あるプレーをすることも重要だろう。

 入団発表の取材で選手たちには「これからが勝負」、「頑張れ」としかいえない。「おめでとう」といえるのは、彼らが活躍し、チームに貢献し結果を出した時だ。

 選手たちには、常に目標を持ち続けてやってほしい。現役を退かなければならない時は必ず来る。故障に負けず、悔いなき野球人生を送るプロであってほしい。

赤堀 宏幸(あかほり・ひろゆき)

 1982年入社。ゴルフ担当、東北支局長、大相撲担当、文化報道部デスク、産経新聞事業局、関連会社本部長などを経て、2012年10月からサンケイスポーツ運動部編集委員。静岡・掛川西高野球部3年時は副将、遊撃手で春季県大会優勝。

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