2017.11.10 05:02

阪神・藤浪、脱力からの制球重視!3回2被弾4失点も「バランス1番」

阪神・藤浪、脱力からの制球重視!3回2被弾4失点も「バランス1番」

特集:
藤浪晋太郎
藤浪はゆったりと力を抜いたフォームで投げ込んだ(撮影・森本幸一)

藤浪はゆったりと力を抜いたフォームで投げ込んだ(撮影・森本幸一)【拡大】

 阪神秋季キャンプ(9日、安芸)三回、中谷に続き陽川にもガツンと一発を浴びた。藤浪は、打球の行方を少し渋い表情で見つめた。3回6安打4失点。ほめられた数字ではないが、復活を目指す23歳は内容には納得していた。

 「バランスよく投げるのが一番。そういう意味ではブルペンの延長くらいの考えで、バランスとタイミングがポイントというか、それだけをやっていればいいかなと」

 ダランと腕を垂らした脱力フォームで、テンポよく投げ込んだ。一回はわずか8球で三者凡退。二回は3安打に自らの野選も絡み1失点。三回は中谷に甘く入ったカットボールを左翼席に、続く陽川にも直球を左翼ポール際に運ばれた。

 降板後は香田投手コーチのもとへ。「『バランスがよかったね』と。その辺りはよかったという話をさせてもらった」と復習。今季は制球難に苦しみ1、2軍を行き来した。フォームが安定しなかったことが原因のひとつだっただけに、香田コーチも「フォームを気にして力を抜いて、ボールの走りを確認していた」と一定の評価を下した。

 金本監督も「彼の課題はコントロール。そこは克服してきているのかな」と復調ぶりを認めた。その上で「制球重視でいいんだけど、荒々しさもほしい。球の勢いということでね」と本来の姿を取り戻すことを求めるのも忘れなかった。

 「(今後も)ブルペンではバランスよくというのが一番になりますね」

 11試合の登板で3勝5敗、防御率4・12。今季はいずれもプロ5年目でワーストだった。もう二度と繰り返さない。安芸で見いだした光明を、来春の完全復活に結びつけてみせる。(竹村岳)

  • 2回、登板する紅組の阪神・藤浪=安芸市営球場(撮影・森本幸一)
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