2017.11.8 13:00

【球界ここだけの話(1083)】井口ロッテに多士済々の個性派 独特の理論持つ金森打撃コーチ&NZに渡った清水投手コーチ

【球界ここだけの話(1083)】

井口ロッテに多士済々の個性派 独特の理論持つ金森打撃コーチ&NZに渡った清水投手コーチ

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サンスポ記者の球界ここだけの話
ロッテ・井口新監督

ロッテ・井口新監督【拡大】

 今季パ・リーグの最下位に沈んだロッテ。井口資仁新監督(42)の下、コーチ陣も刷新され、多士済々の個性派がそろった。

 打撃コーチには金森栄治氏(60)が6年ぶりに復帰した。井口監督の打撃の師匠として知られ、2010年のロッテの日本一にも大きく貢献した名伯楽は1日に始まった千葉・鴨川キャンプで誰よりも大きな声を張り上げていた。

 「肘を体から離すな!」「下半身で押し込め!」「キレッキレのボディーターンでいこう!」

 インパクトのポイントを捕手寄りにして、腕と体を一体化させて押し込むイメージで打球を飛ばす独特の打撃理論。この指導によって井口監督は打球を広角に打ち分けられるようになり、一流打者になった。

 金森理論を体得するために、多くの打者が上半身をゴムチューブで縛り、脇を開かない形でスイングを繰り返した。「下半身を使って振り込むことが、結果につながる。これを基本としてやっていけたら」と井口監督。12球団最低のチーム打率・233に終わった打線の再建を、師匠に託す。

 投手コーチには、かつてのロッテのエース、清水直行氏(41)が加わった。千葉・鴨川キャンプ初日の今月1日、就任のあいさつに訪れた清水氏は「指導者としての経験を生かしていきたい」と言葉に力を込めた。

 ロッテ、横浜(現DeNA)で通算105勝をマークした右腕は現役引退後の2014年にニュージーランドに渡り、同国野球連盟のゼネラルマネジャー補佐兼代表統括コーチを務めた。決して野球が盛んでない地での指導者経験は大きな財産になったという。

 「野球観が変わりました。いかに日本の野球が恵まれているか。選手の心に響くようなら自分の経験を選手に伝えていきたい。選手の良さを引き出すために、最善の努力をしていきたい」

 今季のロッテのチーム防御率は12球団ワーストの4・22。「力はこんなものではない。ボクは先発だったので、まずはそこを立て直していきたい」。かつての守護神・小林雅英投手コーチ(43)と二人三脚で投手陣再建に着手する。(片倉尚文)

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