2017.11.6 13:00

【球界ここだけの話(1081)】第2の人生をスタートさせた阪神・安藤育成コーチ 虎の“精密機械”が若手の長所伸ばす

【球界ここだけの話(1081)】

第2の人生をスタートさせた阪神・安藤育成コーチ 虎の“精密機械”が若手の長所伸ばす

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サンスポ記者の球界ここだけの話
先月の秋季練習では秋山(右)の練習を見つめた安藤育成コーチ

先月の秋季練習では秋山(右)の練習を見つめた安藤育成コーチ【拡大】

 11月に入り、各球団、来年に向けた秋季キャンプが始まった。長い現役生活にピリオドを打った選手は新しい道を歩み始めている。今季限りで引退した阪神・安藤優也(39)も、ファーム育成コーチとして第2のタテジマ人生をスタートさせた。

 「今年一年見ていて、ブルペンですごくいい球を投げる(若手)投手が多いんですが。その球を実戦で投げられるように、試合で出せるように指導をしていきたいと思います」

 コーチ就任会見では少し緊張した面持ちながらも「またタイガースのユニホームが着られて、若手と一緒に野球ができることがうれしい」と喜びを口にした。

 2002年にトヨタ自動車からドラフト自由獲得枠で阪神に入団。翌03年にリリーフ、05年には先発として猛虎を2度のリーグ優勝に導いた。通算486試合に登板し、77勝66敗11セーブ、76ホールド、防御率3・56。08年からは球団史上初の3年連続開幕勝利投手にとなった。

 安藤にとって、代名詞は精密機械のようなコントロール。全盛期を知る片山大樹ブルペン捕手は「入ってきたときから制球力はトップクラスだった」と振り返る。入団当初は中継ぎとして活躍したが、「ブルペンで受けていても『はい、ここ。次はここ』とコースにミットを構えたら、ポンポンポンとズレることなく投げてきて『ここ、ここ、ここ、ここ。はい、行ってらっしゃい!』というぐらい、マウンドに行くまでの準備が早かった。球種も真っすぐとスライダーだけだったし」という。

 「先発に変わってから、いろんなボールを覚えてちょっと変わったけどね」と変化が生じたが、16年間、現役で走り続けた安藤コーチ。次は選手を育成する立場となった。若手の長所を伸ばし、一芸に秀でる投手を育ててもらいたい。(西垣戸理大)

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