2017.10.31 13:00

【球界ここだけの話(1075)】巨人・重信の打撃に光明 坂本勇の2度のアドバイスで壁越える 

【球界ここだけの話(1075)】

巨人・重信の打撃に光明 坂本勇の2度のアドバイスで壁越える 

特集:
坂本勇人
サンスポ記者の球界ここだけの話
3年目の来季へ飛躍が期待される重信

3年目の来季へ飛躍が期待される重信【拡大】

 秋季教育リーグの「みやざきフェニックス・リーグ」は30日で全日程を終えた。打撃で光ったのが2年目の巨人・重信慎之介外野手(24)だ。主に「1番・中堅」で出場し、10試合で44打数18安打、打率・409と高い数字を残した。

 自身も「やりたいことが少しずつできるようになってきた」と手応えを感じ始めている。代走や代打での起用が多かった今季は74試合で70打数11安打、打率・157と思うような結果が残せなかっただけに、来季に向けては明るい材料といえそうだ。重信は「レギュラーを取ることをこれから目標に頑張っていかないといけない」と武者震いする。

 実はシーズン中、結果が出ずに悩み、坂本勇に打撃面で助言を仰いだことがあった。昨季のセ・リーグ首位打者から帰ってきた言葉は「ボールの内側をたたけ」。バットを遠回りさせずに強い打球を意識せよ、との趣旨だった。

 しばらくは坂本勇の助言通りボールの内側をたたく意識で練習を続け、フォームの試行錯誤も続けた。だが、自分の中では今ひとつしっくりこなかった。そこで重信はもう一度、坂本勇に話を聞きにいった。すると、こんな話を聞くことができたという。

 「(左打者なら)右手を体に沿うように出せ」

 これがピンと来た。すぐに実践すると、打球の質が速く鋭いものに変化した。ボールの内側をたたくための具体的な方法が分かったことで1つ壁を乗り越え、「坂本さんにアドバイスをいただけてすごくありがたかった」と振り返る。

 また、最大の武器である俊足を生かすために、とにかく出塁にこだわっている。「低めの見極めで四球も選べるようになってきたし、三振も少なくなった」と胸を張る。「自分は塁に出るのが仕事。こういう方向性でやればいいのかな、というのは見えてきた」。チームは世代交代の真っ最中。来季は重信にとっても大きなチャンスになりそうだ。(伊藤昇)

今、あなたにオススメ
Recommended by
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. 巨人
  5. 【球界ここだけの話(1075)】巨人・重信の打撃に光明 坂本勇の2度のアドバイスで壁越える