2017.10.28 13:00

【球界ここだけの話(1072)】“前任者”阪神・球児が絶賛 日本新54セーブを記録した鷹・サファテが備える守護神3要素

【球界ここだけの話(1072)】

“前任者”阪神・球児が絶賛 日本新54セーブを記録した鷹・サファテが備える守護神3要素

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サンスポ記者の球界ここだけの話
今季シーズン54セーブをマークしたソフトバンク・サファテ。安定感は抜群だ

今季シーズン54セーブをマークしたソフトバンク・サファテ。安定感は抜群だ【拡大】

 “前任者”の目には、どう映っていたか-。今シーズン、ソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)が日本新のシーズン54セーブをマーク。岩瀬(中日)、藤川(阪神)の持つプロ野球記録の46セーブに並んだ際には、こう口にしていた。

 「日本にきたときから、2人はすごい投球をしていた。尊敬していた2人に並べて光栄だよ」

 最強ストッパーの称号を手にした右腕にとっても、先輩たちの快刀乱麻の投球は色濃く残る。では“尊敬される側”の印象は…。そのうちの一人、通算223セーブを重ね、なお代名詞の「火の玉ストレート」を武器に強打者をねじ伏せる藤川は言う。

 「クローザーはチーム状況に左右される。だけど、サファテが、なぜこの記録が作れたかというと、まず穴をあけなかったから。何年間もクローザーを任され、大きな故障もなく、浮き沈みがものすごく少ない。これはとても重要なこと」

 助っ人はソフトバンク移籍1年目から4年連続で60試合以上登板。リードして、九回までいけば、背番号「58」がいる。チームに安心感を与える。そして、出番がきたら、きっちり役目を果たす。技術面では今季も13・91を誇った、毎年高水準の奪三振率が大きな武器。球児は続ける。

 「三振が取れる。その確率が一番高い選手がクローザーをすべき。たとえば、ノーアウト満塁となっても、三振が2、3つ取れるとゲームを壊さずに済む。それには彼が完全にたけている」

 常にいる。ほしいところで三振を奪える。これで、築き上げたものが「顔」になるという。

 「パ・リーグの選手も思っていたはず。『サファテがきたら、無理』と。そう思わせることがクローザーにとって、一番大事なこと」

 28日からDeNAとの日本シリーズが開幕する。サファテは「自分たちの野球をすれば何も問題ないよ」と胸を張る。守護神として、必要な3つの要素を兼ね備える男がキーマンになるのは、間違いない。(小松真也)

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