2017.10.19 11:30(1/2ページ)

【乾坤一筆】ベイスターズの記憶を家族とのアルバムの一枚に

【乾坤一筆】

ベイスターズの記憶を家族とのアルバムの一枚に

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 プロ野球・DeNAの岡村信悟球団社長(47)と話していたときのこと。熱い言葉が印象に残った。

 「毎年見に来てくれる家族がいて、落ち込む出来事があった。でも、久しぶりに横浜スタジアムに行って筒香のホームランを見て、みんなが笑顔になる。いい思い出になったねと。そういうアルバムの一枚、生活の一部になりたいですよね」

 確かにスポーツの記憶は「アルバム」のように、その時々の暮らしとともに刻まれていく。

 幼少期は巨人ファンだった岡村社長。「1980年代のことを言われると、クロマティ選手が宮下投手を殴ったり(87年6月11日の巨人-中日)、江川投手が小早川選手にサヨナラ本塁打を打たれた(同9月20日の広島-巨人)場面を思い出す」という。「父に神宮球場に連れていってもらい、そこで飲んだコーラは例えようもなくおいしかった」とも振り返る。

 記者も野球を見ていると、小学生になったばかりの1982年ころを思い出す。勤めていた会社の年間シートのチケットを父が手に入れ、家族で後楽園球場に出かけた。原辰徳のスイング、大歓声、ファウルが飛んでくる度に父が手で頭を守ってくれたこと…。あの初めて間近で見た1試合が、今の生活の原点になったように思う。

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