2017.10.17 13:00

【球界ここだけの話(1061)】西武広報部リーダーの日本ハム“杉谷いじり” 消化試合に響いた渾身の一声 

【球界ここだけの話(1061)】

西武広報部リーダーの日本ハム“杉谷いじり” 消化試合に響いた渾身の一声 

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
西武ライオンズ広報部リーダーの鈴木あずささん

西武ライオンズ広報部リーダーの鈴木あずささん【拡大】

 これぞまさにエンターテイナーだ。5日に行われた西武のシーズン最終戦(対日本ハム)。順位も決まり、消化試合となった一戦で渾身の〝一声〟が大観衆を沸かせた。

 「ただいまバッティング練習を行っておりますのは、空前絶後の超絶怒涛(どとう)のムードメーカー。野球を愛し、ファンに愛され、スタンド、グラウンド、審判団、そのすべての笑顔の生みの親。あまりのポテンシャルの高さからスポーツ、球界、ファッション界、あらゆるメディアに狙われる。出身は大泉学園。あれから約1年、メットライフドーム最終戦で初登場。そう、彼こそは北海道日本ハムファイターズ、杉谷拳士選手です。皆様、ボールの行方に十分、ご注意ください」

 〝杉谷いじり〟で知られる声の主は、西武ライオンズ広報部リーダーの鈴木あずささん。お笑い芸人、サンシャイン池崎のネタを取り入れたアナウンスに、杉谷も柵越えを1本放って応えた。

 今季は2軍暮らしが長く、〝いじり〟の聖地では出場機会がなかった。西武主催の前橋や大宮公園では出場していたが、杉谷は「やっぱり、地元(メットライフ)じゃないと…」とやんわり〝拒否〟していた。

 「『フリー打撃終了の前に、杉谷選手と入れて(紹介して)ください』と本人から頼まれたのが発端だった」と鈴木さんは明かす。何度かその依頼をスルーしていたが、「本当にいいのかな」との思いを抱えながら、2014年10月に初いじり。すっかり名物となり、「ファンの方にも声を掛けられますし、連絡のなかった友人からも連絡がきたり…。ありがたいです」と恐縮する。

 今季は初めて〝見せ場なし〟のピンチだったが今月3日に杉谷が緊急1軍昇格。嘘か誠か、鈴木さんは栗山監督から「このために連れてきたから」と声をかけられ、前日から必死で考えたという。

 鈴木さんは某球団のコーチからは「コイツもいじって!」とオファーを受けたこともあるが、その際は当該選手が拒否して実現せず。では他の選手本人から要望があったら? 「それは杉谷選手の了解がいりますね」。大きな〝杉谷愛〟を感じた。(花里雄太)

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