2017.10.5 13:00

【球界ここだけの話(1049)】世界一を経験した井口の再出発が楽しみ 始球式後につぶやいた「野球やるとやっぱり、楽しいよな」

【球界ここだけの話(1049)】

世界一を経験した井口の再出発が楽しみ 始球式後につぶやいた「野球やるとやっぱり、楽しいよな」

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サンスポ記者の球界ここだけの話
ホワイトソックスの本拠地、ギャランティード・レート・フィールドの記者席で2005年当時、自身が掲載された紙面をみる井口

ホワイトソックスの本拠地、ギャランティード・レート・フィールドの記者席で2005年当時、自身が掲載された紙面をみる井口【拡大】

 ロッテなどで活躍し、現役を引退した井口資仁内野手(42)が2005年に在籍し、当時88年ぶりとなるワールドシリーズ制覇を達成したホワイトソックスから引退セレモニーに招かれた。9月28日(日本時間29日)、井口は今季の本拠地最終戦(対エンゼルス)で始球式を務めた。

 「ワンバウンドを投げるわけにはいかないな、と思って投げたら、ちょっと浮いたね。シカゴのファンはとても熱かったし、うれしかった」

 ホワイトソックス時代につけた背番号「15」のユニホーム。左袖には、ワールドシリーズ制覇のワッペンも縫いつけられていた。空港とシカゴ市内、球場の送迎は球団から大型ハイヤーが用意されるVIP待遇。空港、ホテル、球場のそれぞれで入り待ち、出待ちをしながらサインを求めるファンも現れるなど、世界一から12年が経過した今も「TADAHITO IGUCHI」はファンの記憶に鮮明に残っている選手だ、と実感した。

 球場内の廊下、観戦用のスイートルーム、記者席にはそれぞれ、他の世界一選手と並び井口の活躍した写真も飾られている。2泊4日の強行軍だったが、まな娘の琳王(りお)さん(17)と2007年以来となる旧USセルラーフィールド(現ギャランティード・レート・フィールド)を訪れ、ジェリー・ラインズドルフ・オーナーら当時のスタッフとも旧交を温めた。

 幼いころからずっとプレーを続けてきた。「ロッテの次期監督に就任することが決定的」とされているものの、せめて少しゆっくりして多少、野球とは“距離を置く”のかな? 走り続けた野球人生に小休止も必要か、と思った矢先…。

 「野球やるとやっぱり、楽しいよな」

 引退セレモニーの始球式をした直後にメジャーの試合を観戦しながら、そうつぶやいた。根っからの野球人なんだな、と思った。ちなみに「草野球は現役を引退しない」という。少年野球、高校野球、大学野球、プロ、メジャー。各カテゴリー、すべてで優勝を経験してきた。どんな再出発をして、どんな結果が待つのか、楽しみにしている。(山田結軌)

  • 球場廊下には、井口が2005年に在籍した当時のパネルが飾られている
  • 2005年、ワールドシリーズ制覇の記念ワッペンのついたユニホームを着る井口
  • 球場内のスイートルームに飾られている自身のフィールディング写真の前で笑顔を見せる井口
  • ホワイトソックス、エンゼルス戦を球場のスイートルームから長女・琳王(りお)さんと観戦する井口
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