2017.9.26 13:00

【球界ここだけの話(1040)】現役日本投手最重量の西武・中塚がプロ初登板で明暗 潮崎2軍監督が「誰よりも俺が一番心配」と語る右腕に期待

【球界ここだけの話(1040)】

現役日本投手最重量の西武・中塚がプロ初登板で明暗 潮崎2軍監督が「誰よりも俺が一番心配」と語る右腕に期待

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サンスポ記者の球界ここだけの話
西武D2位・中塚

西武D2位・中塚【拡大】

 西武のドラフト2位・中塚駿太投手(22)=白鴎大=が24日のオリックス最終戦(メットライフ)でプロ初登板を果たした。九回から5番手でマウンドに上がると、2球で2アウトを取った。しかし3番・吉田正、4番・ロメロ、5番・小谷野のクリーンアップには球が引っかかる場面もあり、12球連続ボールの3者連続四球。二死満塁で降板し、ベンチでは悲壮な表情を見せた。

 代わった増田が打たれ、プロ初登板は2/3回2失点。苦いデビュー戦となり「あんなにストライクが入らなかったのは久しぶりで、慌てた」と振り返るのが精いっぱいだった。

 今年1月の新人合同自主トレでは、初日に外野のポール間走を途中でリタイアし、大の字に。それを見た首脳陣が「想定内」と評価したほどの素材型だ。

 「どんなに疲れていても食欲は減らない」という大食漢。プロ入り前のピーク時には毎食1キロのご飯(約3合)を平らげており、体重は現役日本投手最重量の105キロ。8月中旬に先発から中継ぎに転向し、チャンスをつかみ取ったものの、見た目も動きも超マイペースなキャラに潮崎2軍監督も1軍昇格を告げた際に思わず「誰よりもおれが一番、心配している」と声を掛けてしまったほどだ。

 それでも、普段の姿とは裏腹にマウンドに上がると、自慢の速球がうなりを上げる。自己最速は大学時代の157キロ。1軍合流の日、中塚は「自主トレの日から考えたら、認めてもらえたのかな。2軍でメットライフで投げたときは154キロだった。スピードぐらいは出して、少しでも印象を残したいです」と意気込んでいた。

 デビュー戦の最速は153キロにとどまった。それでもレオ党に大きな期待を抱かせた2球と、図らずも現在地を知ることになった12球。この日投げた「中塚の14球」が、来年以降の糧になることを期待したい。(花里雄太)

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