2017.9.12 08:00

【なるべく週刊エモト】選手は自己管理を見直すいい機会

【なるべく週刊エモト】

選手は自己管理を見直すいい機会

特集:
なるべく週刊エモト
巨人・沢村

巨人・沢村【拡大】

 サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏(70)が、「残念だ」と嘆いている。それは巨人・沢村拓一投手(29)のこと。右肩故障ははり治療の施術ミスだった可能性が浮上。ケアの方法と自己管理を、見直す機会だと指摘した。 (構成=内井義隆)

 --沢村の長期離脱の原因ははり治療のミスだったかも…とは驚きです

 「かつて、禁断のツボにはりを打って、投げられなくなったと主張した選手が、いたことはいたけどね」

 --それも巨人のエースでした

 「あってはならないことだよ。沢村ほど素質のある投手が、はりで神経まひだなんて、残念でしかたがないよ」

 --本当ですね

 「はりでまず思い出すのは、1960-70年代のパ・リーグの名審判、露崎元弥さんだ。元プロボクサーで、自分で頭のテッペンにはりを打って、それを立たせたまま球場内を歩いていた」

 --ちょっと怖い…

 「ま、それはそれとして、俺も阪神での現役時代、猿木忠男トレーナーに、はりを打ってもらった。気晴らしにも、気休めにもなる。故障もなく、世話になった」

 --球界とはりの歴史は長いのですね

 「それ以前に、猿木がすごかったのは、だ」

 --なんでしょう

 「マッサージのスペシャリストだったことよ。そして、どのチームにもスペシャリストがいたことよ。ゴッドハンドと呼ばれて、主力選手に付きっ切りでね。若手はシッシ、10年早い、てなもんよ。そういう人、いまはいるのか?」

 --どうでしょう

 「昔とくらべて、やたらトレーナーの人数は増えている。それが逆に、過剰なケアを招いていないか?」

 --はあ…

 「トレーナー任せにする前に、自分の体は自分で管理する。その意識が、希薄になっていないか?」

 --いわれてみれば

 「でっかいウエート器具で、筋肉をガチガチにつけた体が、細いはり1本に、負けてしまう。なんという皮肉だ!」

 --確かに

 「今回の一件はそれらを見直す、いい機会だと、エモトは思うね」

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