2017.9.10 13:00

【球界ここだけの話(1024)】胃がんからの復帰目指す広島・赤松がファンの前でサプライズ 35歳の誕生日には会沢から逆サプライズも

【球界ここだけの話(1024)】

胃がんからの復帰目指す広島・赤松がファンの前でサプライズ 35歳の誕生日には会沢から逆サプライズも

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サンスポ記者の球界ここだけの話
今年3月18日に行われた「黒田博樹特別ユニホーム着用試合」では試合前、赤松(左)と黒田氏が握手

今年3月18日に行われた「黒田博樹特別ユニホーム着用試合」では試合前、赤松(左)と黒田氏が握手【拡大】

 広島・赤松真人外野手(35)が自身の誕生日である6日に山口・岩国市内にある由宇球場での2軍試合前練習にサプライズで登場。ファンの前で、キャッチボールや外野での打球の捕球をこなして大歓声を浴びた。

 「ファンの人が多かったね。改めてカープの人気がわかった。土曜日や日曜日はもっと多いらしいね。びっくりしたよ」

 赤松は2008年にフリーエージェントで阪神に移籍した新井の人的補償として、広島に入団。集客に苦労した広島市民球場(1957年~2009年)、オープン当初のマツダスタジアム(2009年~)を知っているからこそ、スタンドの声援がより印象に残った。驚きの行動で周囲を和ませる男だが、その逆もあった。

 自身の誕生日に行われた阪神戦(マツダ)では会沢がサヨナラ打を放ち、ヒーローになった。会沢からは「仲間なので思いは一つ。僕らの頑張っている姿で勇気づけられたらいい」とエールをもらった。その後、電話で「(記念の)ボールを渡したいです」と伝えられたという。

 赤松は昨年12月に胃がんを公表し、1月に手術に成功。抗がん剤治療を終え、7月11日から3軍として大野練習場で午前9時から約3時間のリハビリに励んでいる。

 現在はランニングなどの体力向上を目的としたトレーニング以外にノックやトス打撃などの技術トレーニングも再開。まだ体力と筋力が回復していないため、約2時間のメニューをゆっくりと時間をかけて消化している

 胃を半分以上切除しているため、食事にも苦労する日々。抗がん剤治療の副作用により「手足のしびれ」のような症状が残っているという。それでも終始明るく笑顔で練習する姿があった。

 昨年12月の記者会見で「早く治して、若い選手の前例になっていければ」と語った赤松。がんからの現役復帰を目指して、一歩ずつ進んでいる。(柏村翔)

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