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【小早川毅彦のベースボールカルテ】日本でもあった仰天“やり口”

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

日本でもあった仰天“やり口”

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ

 米大リーグで、ライバル関係にあるヤンキースとレッドソックスによるサイン盗み合戦が勃発した。日本でも過去に、サイン盗みは何度か問題になった。私は現役時代もコーチ時代も、自分のチームがサイン盗みをやったことはないが、やられた経験は1度ある。

 1984年に広島に入団して数年後のこと。敵地での試合中、ブルペンでスコアボードを見つめていた関係者が、血相を変えてベンチに戻ってきた。広島の投手が投球する際、電光掲示板の相手のチーム名を表すアルファベットの一部が、点滅しているという。

 左打者の場合、右端がチカチカすると内に入ってくる変化球で、左端だと外へ逃げる変化球。下部だと落ちる球、真ん中が光ると真っすぐだ。ベンチにいる全員で確認すると、確かにその通り。捕手がサインを変えても2、3球で解読された。

 球種が事前に分かっていれば、コースにはある程度、対応できる。だから10割とは言わないまでも、5割以上は打てる-それがプロの打者だ。

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