2017.9.5 10:00

【昭和野球列伝】幻ビデオも!沢口靖子が球団紹介

【昭和野球列伝】

幻ビデオも!沢口靖子が球団紹介

特集:
昭和野球列伝
阪急ブレーブスの紹介ビデオに登場した沢口靖子

阪急ブレーブスの紹介ビデオに登場した沢口靖子【拡大】

 「みなさん、阪急ブレーブスをご存じですか? 実は、私も所属している東宝と同じ阪急東宝グループの仲間なんです」

 当時23歳だった人気女優、沢口靖子が、ドラフト候補生たちに呼びかけるビデオ「Lets’ Go Braves」。これも、幻のグッズのひとつだ。

 「本当にこれ便利なんですよ。ブレーブスの説明をするとき、これまではパンフレットを持っていってたけど、ビデオだとこちらも説明しやすいし、相手もよく理解してくれます」

 “試写会”が行われた88年10月14日、大阪市梅田の球団事務所で、藤井道夫スカウト部長は笑顔でそう話した。ビデオにはリーグ優勝10度、日本一3度を誇る球団の歴史と、西宮球場、合宿所などの施設、阪急グループ約310社、さらには本拠地・兵庫県西宮市の紹介などが15分間にまとめられていた。

 「関東以北の方々には関西の土地柄はもちろん、阪急という会社自体もなじみが薄いんです。このビデオのおかげで、ずいぶん話がしやすくなりました」

 1000万円の費用をかけて500巻製作。スカウトが説明用に1巻ずつ持ち歩くほか、有力選手を抱える大学、高校の野球部にすでに約250巻を発送していた。

 凝っているのは最後の3分間のつくり。発送地区別に、九州なら、福良淳一(現オリックス監督、宮崎県出身)、松永浩美(福岡県出身)、石嶺和彦(沖縄県出身)が「一緒に頑張りましょう」と呼びかける映像でしめくくられていたが、試写会から5日後、発送されたビデオはすべて回収されている。

今、あなたにオススメ
Recommended by
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. オリックス
  5. 【昭和野球列伝】幻ビデオも!沢口靖子が球団紹介