2017.9.2 13:00

【球界ここだけの話(1016)】オリD4位・山本、来季の新人王の資格は残る!?福良監督「考えた方がいいのか…」

【球界ここだけの話(1016)】

オリD4位・山本、来季の新人王の資格は残る!?福良監督「考えた方がいいのか…」

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サンスポ記者の球界ここだけの話
福良淳一監督(左)から祝福されるオリックス・山本由伸 

福良淳一監督(左)から祝福されるオリックス・山本由伸 【拡大】

 オリックスに期待の新星が出現した。ドラフト4位・山本由伸投手(19)=都城高=だ。8月20日のロッテ戦(京セラ)で1軍初登板初先発し、5回1失点の満点デビューを果たすと、同31日の同カード(ZOZOマリン)でも5回4安打2失点の好投を見せ、プロ初勝利を挙げた。球団の高卒新人星は1994年の平井(現1軍投手コーチ)以来23年ぶり。先発となれば、78年の三浦広之以来39年ぶりの快挙となった。

 福良監督は「たいしたもの。将来性がある」と絶賛。ファームでも8試合で33回2/3を投げ、2勝0敗、防御率0・27という圧倒的な数字を刻んだ。直球は最速154キロを誇り、与四球2(2軍成績)という制球力も潜在能力の高さを物語っている。

 そこで、気になるのが「新人王問題」だ。最優秀新人は投手の場合、初めての支配下登録から5年以内で前年まで30イニング以内に収まっていれば、有資格者にあたる。山本は9月2日現在で2試合に投げ、計10イニングを消化。つまり、残り20イニングで今季を終えれば、2年目の来季も資格が残るというわけだ。

 球団は19歳のルーキー右腕に2軍で球数制限をつけながら、じっくり段階を踏んで成長を促してきた。その方針は1軍でも不変。平井投手コーチは「先発ローテーションに入る力は十分ある。でも、今年だけではなく、来年、再来年にいかに活躍できるか。これから先のことも考えないといけない。無理はさせられない」と話す。実際、次戦も疲労を考慮し、同12日のロッテ戦(ZOZOマリン)の見通し。2戦目に続き、中10日以上の登板間隔を空けている。今後もこのペースなら、1軍での先発機会はあと3度。すべて、6回を投げたとしても、“ボーダーライン”には届かない。期せずして、来年の新人王候補にノミネートされるが…。

 福良監督は「新人王問題」について、「考えた方がいいのか…」と苦笑いを浮かべる。残りシーズン、オリの金の卵の登板イニングにも注目だ。(小松真也)

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