2017.8.30 13:00

【球界ここだけの話(1013)】ヤクルト・山崎、2年目で驚きのプロ初本塁打! 青森山田高時代は最後の試合で初アーチ

【球界ここだけの話(1013)】

ヤクルト・山崎、2年目で驚きのプロ初本塁打! 青森山田高時代は最後の試合で初アーチ

特集:
山田哲人
26日のDeNA戦でプロ初本塁打を放ったヤクルト・ 山崎晃大朗

26日のDeNA戦でプロ初本塁打を放ったヤクルト・ 山崎晃大朗【拡大】

 驚きの一発だった。ヤクルトの2年目・山崎晃大朗外野手(24)が26日のDeNA戦(神宮)の五回に、右翼ポール際へ1号2ランを放った。本人も「ファウルかと思ってあまり走らなかった。びっくりした。入るかと思わなかったので想定外です」と語るプロ初アーチ。母校・日大の先輩、真中監督も「まさかと思ったよ」と振り返るほどだ。

 1メートル73と小柄。そんな山崎にとって、思い出の初本塁打がある。青森山田高3年時、夏の甲子園青森大会準々決勝でのことだ。相手は県内のライバル・光星学院(現・八戸学院光星)。大会前に青森市民球場で練習があり、そこで山崎は柵越えを放った。

 「本番で打て」

 ハッパをかけたのは渋谷良弥監督(当時)だった。今夏の甲子園で、20年以上にわたり高校野球の発展や育成に大きく貢献したとして「育成功労賞」を受賞した、甲子園出場22度の名将だ。そんな恩師からの言葉に、山崎は堂々と宣言した。

 「打ちます」

 そして、本当に試合で右越えに高校初アーチをかけた。試合に敗れたため、高校最後の試合で高校初本塁打。だが、プロでの1号は連敗を3で止め、チームの勝利に貢献する一撃となった。

 青森山田高、日大と進み、今季はプロ2年目。春季キャンプでは「人生で初めて」という休養日返上での打撃練習も敢行。現在も、遠征先から帰京した休養日でも、2軍のコーチらに頼みこみ、埼玉・戸田市の戸田寮などでバットを振っている。

 真中監督は「ボールが飛ばない選手ではない。いろいろやっていったら、もっと飛ぶのではないか。筋力アップ? それもそうだし、食べて体を大きくしたりしたら」と説明。山崎の潜在能力の高さに期待している。「全体的にレベルアップできている」と山崎。本来、本塁打を多く放つタイプでないだけに、1つの本塁打にも思い出がある。プロの人生はまだ長い。自身にもファンにも、多くの思い出を残せる選手になってほしい。(赤尾裕希)

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