2017.8.25 13:00

【球界ここだけの話(1008)】DeNA倉本は3人の二塁手と組む男 密なコミュニケーションで奮闘

【球界ここだけの話(1008)】

DeNA倉本は3人の二塁手と組む男 密なコミュニケーションで奮闘

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サンスポ記者の球界ここだけの話
DeNA・倉本寿彦 

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 DeNAの倉本寿彦内野手(26)が開幕から正遊撃手としてフルイニング出場を続けている。

 5月上旬からセ・リーグでは唯一、野手で9番打者を任されており、16日の中日戦、24日の広島戦(ともに横浜)ではサヨナラ安打を放つなど“恐怖の9番”として活躍する。ラミレス監督からの信頼も厚く、開幕前からレギュラーを明言され、特に「守備はリーグでもトップクラスだ」と守備面での貢献を期待されている。

 その倉本は今季、主に3人の二塁手とコンビを組んでいる。24日時点では二塁で40試合に先発している田中浩、37試合の石川、21試合の柴田だ。二遊間はダブルプレーや中継プレーなどで多くの連係が必要となってくるため、倉本は3人との「あ・うん」が求められる。

 3人の二塁手は当然ながら守備範囲は違う。だが倉本は自身の守備位置について、「誰が二塁とかは気にしていない。打者によって、ある程度変えてはいますけど、極端に変えることはないです」と語る。「意識しすぎずに均等に組んでいる感じですかね。自然に反応できるように」。理想は誰がパートナーでも、変わらないプレーができる自然体か。

 それでもダブルプレーの際には倉本の些細(ささい)な反応が2つのアウトを生んでいる。「ゲッツーで二塁ベースに入ってくるタイミングは一人一人違いますね。そこは気をつけるようにしています。それは4-6-3(二ゴロ併殺)でも、6-4-3(遊ゴロ併殺)でも」。3人の二塁手の捕球体勢を見れば「だいたいどの辺にボールを投げてくるかは分かります。ほんの何秒のことなので、大きな個人差はないとは思いますけど」と胸を張った。

 倉本の入団時からすでにチームにいた石川は別として、田中浩は今季からDeNAに加入し、柴田も2年目で今季から出場機会が増えている。コンビを組んだ期間はまだ短いが、「ゲームが終わってから『あそこはどうだった。これからはこうしていこう』と話しています。柴田ともやっているなかで話し合っていて、良くなってきているかな」と密なコミュニケーションは忘れない。

 「僕が(呼吸を)合わせることも、向こうが合わせてくれることもある。僕を分かってもらっているのも感じる。どれがベストなのかを常に気にしてやっています」

 「花形」と称されるポジションで倉本の奮闘は続く。DeNAの二遊間が完成させるダブルプレーに注目していきたい。(湯浅大)

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