2017.8.18 11:30(1/2ページ)

【乾坤一筆】規定にない代行認めた“心”ある球界

【乾坤一筆】

規定にない代行認めた“心”ある球界

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆
13日のヤクルト戦、ベンチの森監督=ナゴヤドーム(撮影・岩川晋也)

13日のヤクルト戦、ベンチの森監督=ナゴヤドーム(撮影・岩川晋也)【拡大】

 一般に組織はとかく前例のないことを嫌い、杓子(しゃくし)定規な規則に頼りがちだが、球界にまだ“心”はあった。

 中日・森繁和監督が乳がんで長女(享年35)を亡くしたのは7日。翌8日の広島戦(ナゴヤドーム)も「1人でいるとつらくなる」と悲しみをこらえて指揮を執った。

 通夜が営まれた13日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)は、二回終了までベンチに立った。試合は午後2時開始、同3時には球場を出なければ間に合わないため、森脇内野守備走塁コーチに監督代行を託して横浜市内の斎場に向かった。

 世間の意見からすれば、通夜の日くらい休んではどうか…だろう。セ・リーグ関係者によると、試合前に球団側は「最初から(代行に)任せてはどうか」と打診していた。しかし森監督自身は「チームのために」と譲らなかったという。

 事前の連絡を受けたセ・リーグは、協議に入る。過去、体調不良や退場による代行の例はあるが、あらかじめ途中で交代することを前提にした代行は例がないという。

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  • 13日のヤクルト戦での中日・森脇監督代行=ナゴヤドーム(撮影・岩川晋也)
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