2017.8.12 18:05

右目失明の鳴門渦潮・竹内、重傷乗り越えて役割全う「最高の場所だった」

右目失明の鳴門渦潮・竹内、重傷乗り越えて役割全う「最高の場所だった」

 第99回全国高校野球選手権大会第5日第2試合(日本文理9-5鳴門渦潮、12日、甲子園)兵庫県西宮市の甲子園球場で開催中の第99回全国高校野球選手権大会で12日、右目を失明した鳴門渦潮(徳島)の竹内虎太郎選手が三塁コーチを務めた。努力を重ねて立った憧れの舞台。磨いてきた的確な状況判断で、仲間を本塁に導いた。「最高の場所だった。ここに来られて幸せ」。勝利はつかめなかったが、やりきった思いと仲間への感謝で涙があふれた。

 一昨年の12月、ティー打撃で球を投げていた時、約4メートルの距離でチームメートが打った打球が右目を直撃した。眼球破裂の重傷で、2度の手術を受けた。日常生活にも支障が出て、野球どころではなかったが、入院中に仲間の「もう一度、野球をやろう」という声に励まされ、続ける決意をした。

 役目は試合前に対戦相手のシートノックを見て、肩の強さなどを確認すること。四回。走者一塁で鈴江竜飛選手が安打を放つと、迷わず大きく腕を回した。中堅手の体勢と連係を分析した上での判断。走者は一気に生還し「1点でも多く取るのには貢献できた」と少し誇らしげに言った。

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