7回、巨人・マギーに適時二塁打を浴びた阪神・マテオ=東京ドーム(撮影・村本聡) (セ・リーグ、巨人4-5阪神、15回戦、巨人8勝7敗、9日、東京D)最後は見事な逆転勝ちだったが、惜しまれるのは七回。この回から岩崎を投入するも制球が安定せず、二死満塁のピンチを招いた。打者マギーの場面でマテオにスイッチ。しかし、走者一掃の二塁打を浴びてしまう。
私なら岩崎の続投だった。というもの、この日のマギーは先発・青柳に四苦八苦。ところが六回、2番手の桑原のスライダーを完璧に右前打していた。右投手のスライダーにいいイメージを抱いての打席。そこに真ん中付近のスライダーを投じて痛打された。
「右打者に右投手」はセオリーではあるが、それが打者が嫌がる選択かどうかは、状況によって変わる。もちろん不用意に初球スライダーでストライクを取りにいったバッテリーの責任の方が大きいが。
青柳を気分よくマウンドを降ろすために五回で交代させたことは決して間違いとは思わないが、桑原、岩崎、マテオがそろって打たれる、想定外の展開。金本監督も改めて継投の難しさを実感する試合だっただろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)