2017.8.4 13:00

【球界ここだけの話(987)】DeNA・加賀、外国人選手との対戦はまるで社長とのサシ飯!?

【球界ここだけの話(987)】

DeNA・加賀、外国人選手との対戦はまるで社長とのサシ飯!?

DeNA・加賀繁

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 ヒヤヒヤするけど、この男なら抑えてくれる。そんな心境にさせられるのが、DeNAの中継ぎ右腕・加賀とヤクルト・バレンティンの対決だ。

 「シーズン60本塁打を打っていたときは、胸を借りるという感じですかね。バットに当たったら飛んでいくので、ファウルを取れるところに投げたり、ここなら見逃す、振ってくるというコースに投げていました。こっち(のコース)から入ったから、次は高めからとか…」

 加賀は2012年の初対戦から昨季まで、バレンティンを20打数無安打に抑えてきた。バレンティンだけではなく、外国人にめっぽう強く“助っ人キラー”としての信頼は厚い。

 その極意について「細心の注意を払っています。日本人に比べてボール球に手を出すことが多く、追っかけてくれる感じもある。大けがをしたくない場面では、ずっと外、外ですね」と説明。他の投手が投げている映像に自身を当てはめ、イメージを作ってからマウンドに上がっているという。

 今季、その対決に変化が生じた。5月7日に中堅へ初安打となる二塁打を許すと、7月19日の対戦で、ついに初本塁打を浴びた。7月までに3打数で2安打されている。

 「今思えば自分も研究していたけど、彼はずっと抑えられていて、もっと研究していたのかなと思います。さらに上回る研究と、球の切れを出していかないといけませんね」。加賀の言葉に、新たな“名勝負”が始まる予感がした。

 最後に外国人選手と対戦する際の心構えを聞いてみた。「僕が使ってもらえるところは厳しい場面が多いので、抑えればよくやったと言ってもらえる。抑えなかったら…難しいですよね。でも、抑えたときの喜びが、またやりたい気持ちにさせてくれる。その喜びが生きがいですよ」と、頼もしい言葉を口にした。

 さらに「面白くはないッス。マジで。普通の社会人でいえば、社長と二人きりでご飯を食べている平社員みたいな感じかな。会話にひたすら相づちを打って、味も分からないです」と続け、中継ぎ職人は武骨に笑った。(湯浅大)

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