2017.7.28 13:00

【球界ここだけの話(980)】西武・源田、“メシの友”は卵かけごはん 73キロの体重維持に四苦八苦

【球界ここだけの話(980)】

西武・源田、“メシの友”は卵かけごはん 73キロの体重維持に四苦八苦

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サンスポ記者の球界ここだけの話
盗塁する西武・源田壮亮(右)

盗塁する西武・源田壮亮(右)【拡大】

 健康診断が近づくとブルーになる中年諸兄は少なくないと思うが、これがスポーツ選手となると逆の悩みもある。

 西武の源田壮亮内野手(24)が26日のオリックス戦(メットライフ)で26個目の盗塁を決め、1981年の石毛らが持つ球団の新人による記録を更新。すぐさま27個目も成功させ、この時点でリーグトップにも並んだ。目下、売り出し中の源田だが試合後に「体重が落ちないように気をつけています」と漏らした。73キロを維持するため「ナイター後は寮に戻って食べますが、2杯目は卵かけご飯にしたり」と工夫しているという。そんな時間に食べて太らないなんて、中年記者には何ともうらやましい。

 相撲界に入る若手は「食べるのも仕事」と体重増に必死だし、シンクロナイズドスイミングの選手も浮力を保つために相当量の食事をとるし、某大学ラグビー部の合宿所では1日に6000キロカロリーを摂取すると聞いて絶句した。

 そういえば2003年ラグビーW杯で、日本代表に帯同した栄養士さんは「栄養バランスはもちろんだが、どうすれば炭水化物、つまりご飯を食べてもらえるか考えた」と大量のキムチを持ち込んでいたのを思い出す。今風の言い方をすれば“メシの友”というところ、それが源田にとっては卵かけごはんらしい。

 だが、プロ野球選手にも体重増に四苦八苦した者は当然、いる。

 シーズン途中からメキメキと頭角を現し、新人王を獲得したある選手。遠征先でたびたび食事に誘うとまずは焼き肉をぺろり、軽く飲んで〆へ。せいぜいビールに餃子、ラーメンで帰ろう-となるのだが「もう一杯ラーメン食べていいですか?」。さすがに若い、よく食べると感心したが、そのオフに監督が交代すると状況は一変した。

 もともと太りやすく、春季キャンプ前は必死に体を絞り込むタイプ。ところが秋季キャンプの時点で新監督から“ダメ出し”され、減量を命じられるとすっかり調子を落とし、数年間は思うように成績が残せなかった。今は某チームでコーチを務めているが、若い選手をどんな思いで見ているだろう。

 プロの世界は体調管理も含め、すべては自分の責任。これから暑さが増す時期だが、源田には体重を維持しタイトル目指して突っ走ってほしい。(芳賀宏)

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