2017.7.24 13:00

【球界ここだけの話(976)】閑古鳥が鳴くナゴヤドームを満員にする方法は?巨人戦で初の2万人割れ

【球界ここだけの話(976)】

閑古鳥が鳴くナゴヤドームを満員にする方法は?巨人戦で初の2万人割れ

空席が目立つナゴヤドーム 

空席が目立つナゴヤドーム 【拡大】

 18日の巨人戦。ナゴヤドームの空席の目立つスタンドには驚きを隠せなかった。球団発表は1万9953人。この日は、岩瀬仁紀投手(42)が歴代2位の金田正一氏がマークした通算944試合登板に並び、チームも連敗を「5」で止めたが…。営業担当者は「1997年にナゴヤドームが開場して以来、巨人戦で観客数が2万人に届かなかったのは初めて。ショックです」と肩を落とし唾を飲み込んだ。

 今年のオールスター第1戦は14日、ナゴヤドームで行われ、試合前に今年、新たに野球殿堂入りした星野仙一氏(70)=楽天球団副会長=が「甲子園も仙台もいつも満員。ここだけがガラガラ。もっともっとドラゴンズを応援してください!」と古巣のファンへマイクで叫んだ。

 ここ数年、巨人戦とともに「ドル箱カード」と呼ばれた阪神戦もスタンドは満員にならず、集客が見込めるのは広島戦だけ。聞けば夏休みの土日のカードも、前売りチケットの販売状況は芳しくないという。ナゴヤドームの不入りは深刻だ。

 今季、中日は24日現在で主催試合を48試合消化して、1試合平均2万6506人(合計127万2267人)。最下位だった昨年の1試合平均2万8991人を大きく下回っている。開幕5連敗(引き分けを挟む)とつまずき、貯金生活は一度もない。目標のクライマックス・シリーズ(CS)出場も危うい。好転する材料は見当たらないのだ。

 「お客さんが入らないのは弱いから。チームが強くなれば、スタンドはいっぱいになる!!」。これが営業サイドのホンネだろうが、公言してもグチといわれるだけ。なぜならDeNAや楽天は、弱い時代も営業努力でスタンドをいっぱいにしたからだ。

 今季、ナゴヤドームが超満員になった試合もあった。4月14日(金)の巨人戦、5月28日(土)のヤクルト戦、7月9日(日)のDeNA戦だ。

 「昇竜2017」と題して、竜のシルエットをあしらったユニホームを来場者全員に配ったときだ。6月18日(日)の西武戦は、スタンドが女性ファンで埋まった。「ガールズデー」と称して、女性限定でピンクのドラゴンズロゴが刺繍(ししゅう)されたユニホームをプレゼントした日である。

 「今年はレプリカユニホームのプレゼントデーを月1回に限定したが、来年以降は、集客が期待できない平日を中心に広げていきたい。あとは選手に協力してもらい、ファンとの触れあいの時間をもっと作ることができれば。いいアイデアがあったら教えてください」と営業担当者はいう。

 プレゼント作戦-。少し時代遅れのような気がしないでもないが、やらないよりはマシか。記者も閑古鳥が鳴くスタンドを見ながら、チームが勝てなくても『ナゴヤドームを満員にする方法とは』を考えている。(三木建次)

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