2017.6.29 13:00

【球界ここだけの話(951)】今夏の注目球児は花咲徳栄・清水 最速149キロ右腕は早実・清宮との再戦に燃える

【球界ここだけの話(951)】

今夏の注目球児は花咲徳栄・清水 最速149キロ右腕は早実・清宮との再戦に燃える

花咲徳栄・清水達也投手

花咲徳栄・清水達也投手【拡大】

 6月中旬に全国のトップを切り、沖縄で高校野球の地方大会が開幕。7月に入れば、各地で甲子園をかけた熱戦がスタートする。今年の目玉選手といえば、高校通算103本塁打の早実・清宮幸太郎内野手(3年)だが、個人的に注目しているのが花咲徳栄(埼玉)・清水達也投手(3年)。右腕から最速149キロの切れのある直球を投げ込むプロ注目の逸材だ。

 5月の春季関東大会で、花咲徳栄は初戦で清宮擁する早実と激突。1万2000人以上が詰めかける中、清水は1点リードの六回から救援登板し、八回まで完全投球。最速148キロを計測し、球場をどよめかせた。しかし、九回二死から清宮に同点の左前適時打。タイブレークの十回には清宮、野村に連打を浴び、サヨナラ負けを喫した。それだけに「清宮たちに打たれて終わっている。次は抑えて終わりたいですね。抑えたい気持ちは強いです」。甲子園でのリベンジに燃えている。

 チームにとっても、3連覇がかかる夏の埼玉大会。調整は順調だ。22日に行われた武南と練習試合では、スカウトが見守る中、清水は2回無安打無失点と好投。昨夏、甲子園のマウンドを経験しているだけに「周りからのプレッシャーもあるけれど、それに潰されるようじゃだめ。チームを甲子園に行かせられるようにしたい」と頼もしい。

 目標とする投手は3月に開催されたWBCの日本代表でソフトバンクの千賀滉大投手(24)。最後の夏に向け、ひそかな野望もある。自身の調子のバロメーターだという球速。「いまは練習とか追い込む時期。球速は思ったより出ない時がある」というが「150という数字は大きい。出したいですね」と意気込む。

 花咲徳栄の初戦は7月11日の越谷総合戦。どんな投球を見せてくれるのか、今から楽しみだ。(中田愛沙美)

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