2017.6.19 08:00

【小早川毅彦の打診球診】巨人とロッテ、両軍が見せた勝利への執念

【小早川毅彦の打診球診】

巨人とロッテ、両軍が見せた勝利への執念

 (セ・パ交流戦、巨人7x-5ロッテ=延長十二回、3回戦、巨人3勝、18日、東京D)あきらめずに、打つべき手を打ち続ける。この姿勢なくして、劇的な結末もない。両軍ともに、それをみせてくれた。

 まず執念を燃やしたのはロッテだ。1-3の五回一死一塁で阿部を打席に迎え、左腕・松永を投入。その後も小刻みなリレーで追加点を防いだ。投手陣が先手を奪われ、打線は当たらず…。3試合とも同じ展開となり、また、チーム状態が極めて悪い中でもきっちり継投し、八回にマシソンをとらえて追い付いた。

 巨人もマシソン、そしてカミネロが2イニングずつ。最善を尽くしたといってよい。攻撃でも八回無死一塁から重信が二盗に成功。ここで坂本勇が進塁打となる遊撃右へのゴロを放ち、ベンチで喜んでいた。プレッシャーのかかる場面で盗塁を決めた重信への感謝と、最低限の仕事ができた自分に対する安堵(あんど)感だろう。

 延長に入ってからも両軍ともに送りバント、スクイズなどをしっかり決めた。そうした“小事”の先に、亀井の逆転サヨナラ弾という“大事”が生まれた。自分にできることをやる。与えられた仕事をこなす。その積み重ねは、いつか結果に表れるということを、この一戦が雄弁に物語っている。 (サンケイスポーツ専属評論家)

試合結果へ

今、あなたにオススメ
Recommended by
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. プロ野球その他
  5. 【小早川毅彦の打診球診】巨人とロッテ、両軍が見せた勝利への執念